石川県輪島市

阿岸本誓寺本堂 附棟札2枚

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定有形文化財
種類(出典の記載)建造物
指定日(出典の記載)1992/10/9
所在地石川県輪島市門前町南カ26 阿岸本誓寺
概要・説明(出典の記載)門前町南の阿岸本誓寺は、文永5年(1268)創建と伝えられ、かつては鳳至郡106ケ寺の触頭をつとめた県下有数の真宗大谷派寺院である。境内は築地塀で囲われ、本堂、山門、鐘楼、鼓楼、庫裡、書院などの伽藍が建ち並び、当時の大坊の面影を保持している。本堂は、正面桁行柱間9間(24.12メートル)、梁行柱間10間(23.95メートル)、棟高12.5間(22.50メートル)の、入母屋造り、平入り、総茅葺、二軒繁垂木の堂々とした建築物である。主屋の柱は背面側を除き、全て円柱を使用して禅宗様に扱う。正面には4本柱の3間向拝を設け、正・側面3方に広縁及び落縁をめぐらし、手挟や蟇股にはすぐれた彫刻を有する。本堂内部は、須弥壇、脇仏壇を安置する後門形式の内陣を中心にすえ、その左右に余間を置く。この内陣廻りは立派で、内陣、余間共に拭板敷とし、天井は格天井を張るなど一体的に扱われている。外陣は奥行柱間4間であり、梁行方向に盲敷居を2本入れて縦に3分し、内陣際も盲敷居で区画し、矢来内を設ける。棟札によると、本堂は、越後国三嶋郡間瀬村の大工篠原嘉左衛門藤原副重を棟梁にして、安永9年(1780)に起工し、寛政4年(1792)に棟上げしたことが知られ、完成までにかなりの歳月を要したことが判る。このように、当本堂は規模、構造、細部意匠のいずれにおいても、浄土真宗本山格寺院の1つの典型を示した建築物である。さらに、大規模建築物にもかかわらず、豪快な茅葺屋根を保存していることは貴重であり、県内はもとより全国的にも稀有な存在である。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/kenzoubutu/k-16.html#k-16-1
出典(提供元)石川県(有形文化財等)
出典データの更新日2025-11-26
地図未確認

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