石川県かほく市

人体装飾付筒形土製品 (母子像)

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定有形文化財
種類(出典の記載)美術工芸品
指定日(出典の記載)1986/3/22
所在地石川県かほく市遠塚57-6 七塚生涯学習センター
概要・説明(出典の記載)昭和6年(1931)上山田貝塚(国史跡)の発見者久保清氏が発掘した。胴部だけで頸部から上の部分は欠失。現高10センチ、底径7センチで底面中央に径0.9センチの孔が焼成前からあけられているから容器ではない。慶應義塾大学名誉教授江坂輝弥氏は縄文後・晩期にみられる中空土偶の先駆形態であろうと説いているが学会の承認を得るまでに至らず、現時点では縄文時代の土製品に分類されている。この土製品の外面には、丸坊主の幼児とみられる人体意匠が施され、その左右に2本の隆線がある。幼児の左手を覆う隆線の先端には指が表現されているからこれを母親の左手と考えると、他の1本は右手になる。背中におぶさっている幼児を左手で支え、右手は腹部においている母親の姿が浮かんでくる。昭和29年国立博物館と朝日新聞社が共催して開いた考古展覧会で山内清男氏(当時東大講師)八幡一郎氏(当時国博考古課長)により母子像という名称で展示され全国に紹介された。隆線上に施されている綾杉状刻目文と幼児の頸部、四肢などに施されている連続爪形沈線文は中部高知の中期前葉末の新道式に盛行した文様であるから、この土製品は当該時期における北陸と中部高知の交流並びに縄文人の精神生活を考える上で特に貴重である。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/kouko/k-1.html#k-1-2
出典(提供元)石川県(有形文化財等)
出典データの更新日2025-11-26
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。