石川県七尾市

絹本著色印鑰明神垂迹図

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定有形文化財
種類(出典の記載)美術工芸品
指定日(出典の記載)1980/7/10
所在地石川県七尾市小丸山台1-1 石川県七尾美術館
概要・説明(出典の記載)印鑰神は、国衙の公印と、不動倉などの国衙の倉庫の鍮(錠)が、神格化されたもので、国府所在地に、国衙の守護神として祀られる。この垂迹図は、能登の国府と深いつながりをもつ印鑰明神として、古くから印鑰神社に伝わる神道垂迹図である。絹本の大画面の中央本尊は、宝冠を載き、右手に唐扇を持ち、左手に三宝珠を棒げて唐様の衣をつけた女神立像で、その四方に、やはり左手に一宝珠を持ち、右手を垂れた女神四体を随えている。さらに画面四隅には、四方を守護する持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王を描いている。目をくりっと見開いて立ち、その足元の天邪鬼の顔はおだやかな表情である。画面上部中央には、涌雲に3つの宝珠が描かれている。また左下の二天の間に描かれた三面六臂の忿怒像のそれぞれの手に農耕具や工務具を持たせている。肥痩のあるゆったりとした豊満な線描で像容を描き、宝冠などに金彩を施した華やかな色彩である。素朴な表現のなかに華麗荘厳な趣があり、重厚さも感ずる堂々とした垂迹図である。印鑰神の図様はほかに作例がなく、製作年代は南北朝を降らないと考えられ、貴重な遺作である。昭和60年「石川の文化財」より / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/kaiga/k-19.html#k-19-1
出典(提供元)石川県(有形文化財等)
出典データの更新日2025-11-26
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。