石川県輪島市

紙本墨書大般若経零本 附 断簡9葉

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定有形文化財
種類(出典の記載)美術工芸品
指定日(出典の記載)1965/3/17
所在地石川県輪島市町野町東 ロ2;石川県金沢市出羽町 3-1 八幡寺、石川県立歴史博物館
概要・説明(出典の記載)八幡寺(輪島市町野町東ロ2)が所蔵する大般若経零本は、全600巻のうち127帖・146巻が遺存しており、うち24帖・35巻が奥書を有する。当該本は、応安5年(1372)から康暦2年(1380)にかけて、奥能登の町野荘周辺に所在した寺院の僧侶らによって書写されたことが、その奥書から判明している。また、特徴として、折本と折本を巻子状に改装したものが混在する点があげられるが、南北朝時代以後、室町時代にかけて失われた経巻の補充が継続的に行われていたことも知られ、南北朝時代における能登の宗教文化をうかがう重要な資料として、昭和40年3月17日に石川県指定有形文化財に指定された。また、平成7年2月21日、上記の大般若経零本の一部と認められる経巻が22帖・23巻追加指定された。その中で、14帖・6巻が奥書を有しており、うち8帖・3巻分に南北朝期の応安5年(1372)から康暦2年(1380)にかけての紀年銘がある。また、「慈性坊」(巻41)・「実慶」(巻560)など、これまで既知分の奥書に見られなかった僧侶の名前も確認でき、それによりこの大般若経の成立事情が一層明確になった意義は大きい。八幡寺所蔵「大般若経」の従来からの欠失部分を補う重要な資料である。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/syoseki/k-3.html#k-3-2
出典(提供元)石川県(有形文化財等)
出典データの更新日2025-11-26
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