石川県能登町
宇出津の漣痕
基本情報
| 文化財の分類(出典の記載) | 県指定天然記念物 |
|---|---|
| 指定日(出典の記載) | 1989-01-09 |
| 所在地 | 石川県鳳珠郡能登町宇出津ク221-1 |
| 概要・説明(出典の記載) | 宇出津崎山台地の通称天保島の東側崖面にみられる地層である。 / 能登町宇出津崎山台地の通称天保島の東側崖面には、新生代新第三紀中新世前~中期初頭(約2000万年~1500万年前頃)にかけての柳田累層の地層が露出しており、漣痕は、この露頭の中央部からやや下部に分布する石英安山岩質の緑色凝灰岩または凝灰質シルト岩質砂岩の薄層の中に数条累積して残されている。 漣痕とは、水や大気に接する砂質の堆積物の表面に流水、波などによって形成された周期的なうねり模様である。これが乱されないうちに火山灰や粘土質の薄層におおわれ、さらにその上に他の堆積物が累積して、残されたものが漣痕である。 本漣痕は、波高数cm、峰間距離約15cmの小波型の繰り返しからなる対称的な波型模様がほぼ水平に分布するもので、浅い海底の砂が一定方向に動揺する波の営力によって動かされることにより生じた、波成漣痕である。地層の堆積状態からみて波静かな入江の奥まった汀線付近で、時折り火山灰の降りそそぐ環境下で形成されたものと推定され、当時の堆積機構および堆積環境を知るうえで、日本でも数少ない極めて重要な地質学的資料である。 また、本漣痕が見られる露頭では、柳田累層に属する石英安山岩質凝灰岩、凝灰質シルト岩、砂岩、火山礫凝灰岩等の各種堆積岩や落差数cm~約10cmに及ぶ小規模な断層が数条観察できるなど、堆積学や地殻変動を知るうえで学術的価値の極めて高い、貴重な文化財である。 |
| 出典(提供元) | 能登町 |
| 出典データの更新日 | 2025-11-27 |
| 地図 | 未確認 |
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。