石川県能登町

小木とも旗祭り

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定無形民俗文化財
種類(出典の記載)その他
指定日(出典の記載)2006-04-07
所在地石川県鳳珠郡能登町小木
概要・説明(出典の記載)小木の御船神社の春祭りで、とも旗と呼ばれる旗を付けた舟が港湾をパレードする。 / 小木西町にある御船神社の春祭りで。御船神社は、周辺8地区(小木・越坂・白丸・新保・内浦長尾・市ノ瀬・四方山・立壁)の総社として仰がれてきた。  明治初期頃まで全盛を迎えていた北前船が祭りを祝うため、船の艫)に船名を書いた旗を立てていた。それをまねて、小舟の中央に船名を書いた旗を立てたのがこの祭りの起源であるとされ、明治32年には春祭りとして「とも旗祭り」を行っていたと伝わっている。  とも旗は、頂上部にタンジャクという造花と5色の吹き流しをつけ、約500枚もの美濃和紙製の大きなのぼり幟である。高さは約20~30mにおよび、子供達が数ヵ月をかけて作製する。金銀の紙を張り付けたり、彩色を施すなどしたりして仕上げている。  宵祭りは、夕方から神社で氏子総代等の参列のもとに奉仕される。この日の早朝には、町内ごとに子供達が作製してきた「とも旗」を起こして伝馬(てんま)船(せん)に立て、小木港内を笛や太鼓に合わせて「ヨオーヨオー」とはやしながら勇壮にパレードする。  本祭りは、早朝、前日と同様に「とも旗」を起こして港内を巡航し伝馬船9艘が勢揃。一方、午前8時すぎから各地区では神輿の渡御があり、午後3時すぎに庄崎の浜から御座船に乗り、とも旗船が一列になって付き従い小木港内を巡航する。これが春祭りの最高潮となるところから、「とも旗祭り」と呼ばれるようになったようである。  神輿の海上渡御のとき、この「とも旗」を立てた伝馬船が神輿の御座船の後に連なる。そして、午後5時ころに接岸し、町内をとおり参道へ出て宮に入るのである。  漁業の町である小木にとって陸上だけでなく、海の安全と豊漁を祈る祭礼である。「とも旗」は小木のほかに類例がなく、地方色豊かな祭礼行事として民俗学的に貴重である。
出典(提供元)能登町
出典データの更新日2025-11-27
地図未確認

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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。