石川県能登町
宇出津のキリコ祭り
基本情報
| 文化財の分類(出典の記載) | 県指定無形民俗文化財 |
|---|---|
| 種類(出典の記載) | その他 |
| 指定日(出典の記載) | 1989-10-23 |
| 所在地 | 石川県鳳珠郡能登町宇出津 |
| 概要・説明(出典の記載) | 宇出津で催されるキリコ祭りである。 / 7月初めの金・土曜日に「宇出津のキリコ祭り」が執行される。別名「あばれ祭り」。松明が燃え盛り、幾数ものキリコが乱舞するとともに、神輿が海中・火中に入るといった迫力に満ちた内容である。 神輿を手荒に扱うのは、宇出津八坂神社の祭神「素戔嗚命」が、勇ましく荒々しい神様であるため、破天荒な神事を好むのだといわれている。ほかにも、海中に入るのは、八坂神社の神様は海からやってきたので、その心を和ませるためという説や、神輿を清めるための禊にあたるとも考えられている。また、火は悪霊が恐れ退散させる力があるためともいわれている。 祭礼のはじまりは、江戸時代の寛文年間(1661-1673)に遡るという。当時、宇出津では疫病「泥棒風邪」が流行っていたため、十村役だった源五が、疫病にご利益があるとされる京都八坂神社の神様を勧請。盛大な祭礼を執行したところ、大きなハチが現れ、次々と病人を刺した。すると病人の病は立ちどころに癒え、ハチは神様の使いだと考えた人々は、大変感謝した。それ以来、大きなキリコをつくって「大泥棒、ハチや刺いた」とはやしながら練り回ったという。 祭礼は、白山神社と酒垂神社の神主が八坂神社で神事をおこなったあと、それぞれの神輿が氏子の町内を渡御する。キリコも動きだし棚木海岸(港の東側)に向かい、夕刻には全町約40基のキリコが「いやさか広場」北側の港きわに林立する。 午後9時、花火が打ちあがると宵祭りの始まり、キリコは「いやさか広場」へ移動。キリコの入場とともに、高さ7mにもなる5本の柱松明に火がつけられ、松明の周りを勇壮にキリコが乱舞する。「テテンコテンテン、テコテンテン」という太鼓の音、それにあわせ「イヤサカヤッセ、サカヤッセ」と囃しながらひたすら練り回る。 2日目、神輿はキリコを前後に従えて八坂神社に向かって「チョーサ、チョーサ」の勇ましい掛け声を発しながら出発。担ぎ手たちは神輿を海や川に投げ込んだり、火の中に放り込む。神社に到着してからも炎を上げる「置き松明」の中に神輿を放り込み、火の粉が舞い飛ぶほど容赦なく痛めつける。神輿を宮入りさせたい者と阻む者がせめぎ合い何度も火中へ投げ込まれ、神輿が拝殿に入る頃には深夜2時を回る。 |
| 出典(提供元) | 能登町 |
| 出典データの更新日 | 2025-11-27 |
| 地図 | 未確認 |
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。