石川県金沢市

加賀鳶梯子登り

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定無形民俗文化財
指定日(出典の記載)2009/12/1
所在地石川県金沢市泉本町 加賀とびはしご登り保存会
概要・説明(出典の記載)加賀鳶は、享保年間(1716~1735)に加賀藩五代藩主前田綱紀により、これまであった江戸本郷の前田家上屋敷(現東京大学)の消防組織を、拡充強化した自衛消防隊が起源といわれている。 その加賀鳶による”梯子登り”は、当時、火災現場で使用された梯子にいち速く登り、高い所から風向きや周囲の状況を的確に把握して、消火活動の助けにしたことがはじまりであったと伝わっている。 明治2(1869)年に前田慶寧が金沢に加賀鳶を呼び寄せて、藩の火消役として配置させており、江戸文化の流れをくんでいる。現在では、金沢市第一消防団から第三消防団により昭和48(1973)年に結成した「加賀とびはしご登り保存会」が、威勢と気魄を信条とした大名火消の伝統的な技を伝えている。 明治以来、消防組から警防団・消防団へと技を伝えてきたが、昭和45(1970)年に技を統一し、現在では、指揮者・纏持ち・演技者・梯子持ち・鳶口持ち・木遣隊により、加賀鳶木遣くずしを歌って始まる。 演技は、梯子の頂上から火事の状況や風向きなどを確認する「火の見」に始まり「敬礼」で終わる27種の技を1人がすべてを通して演技する。分団毎に、梯子持ちが高さ約6メートルの竹製の梯子を、長鳶口(長さ2.5メートル)、短鳶口(長さ1.3メートル)各4本の8人で支え、演技中はほかにもう1人が梯子を両手で支える。演技者は、法被・ぱっち・腹掛け・腕抜きをつけ、帯で結び、頭に手拭いを結ぶ服装で、梯子に登り、演技が決まったときには「はいー」と掛け声を発する。 周辺の纏持ち及び鳶口持ちは、演技者の「はいー」に続き「やー、やー」と掛け声で応える。 このように「加賀とびはしご登り保存会」により、伝統的な技が伝承されており、演技に使用する梯子についても、地元の竹細工職人から教わった伝統的な技術により作製している。また、定期的な練習を行うとともに、子どもへの伝承事業を開催するなど、伝統文化の保存と後継者の育成に努めている。 加賀鳶梯子登りは、「加賀とびはしご登り保存会」により、正月の出初式や金沢百万石まつりなどで公開されており、県民に最も親しまれている民俗芸能の一つである。 伝統的な技や保護団体のあり方は、地域的特色を示すもので民俗学的に貴重であり、無形民俗文化財に指定し、その保存を図ることが必要である。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/minzoku/k2-7.html#kaga
出典(提供元)石川県(有形以外)
出典データの更新日2025-11-26
地図未確認

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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。