石川県金沢市

刀 銘越中守藤原高平花押

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定有形文化財
種類(出典の記載)美術工芸品
指定日(出典の記載)1978/3/7
所在地石川県金沢市出羽町2の1 石川県立美術館
概要・説明(出典の記載)この刀は、形状や鍛・刃文・彫物などが、重要美術品で慶長年紀銘のある初代兼若の作品に酷似し、初代辻村甚六兼若・高平同人説を証明する資料として、また初代兼若の晩年作としてきわめて貴重なものである。初代兼若は、本来の単調な関伝より転じて、変化の多い華やかな相州伝や、また華麗な備前風の逆丁子乱れまでも考案し、世人の好尚に応じた。そして江戸時代初期の元和7年(1621)に越中守高平となり、「加賀正宗」の世評を受け、名声がいよいよ高まり、他工も初代兼若の作風に同調した。したがって加賀新刀は初代兼若によって完成したものということができる。現存する作品から、その活躍した時期は、慶長12年(1607)から寛永5年(1628)までである。この刀の形状は、鎬造、庵棟、身幅は元先の差が少なく、中鋒伸び心である。鍛は、板目に柾を交じえ、地沸が1面に見事につき美しい。刃文は、矢筈交じりの互の目で尖り刃、沸・匂深く、足が入り、刀縁冴え、刃中掻きかけ気味である。帽子は、小丸で上品であり匂飛ぶ。彫物は、表裏2本の樋を中心に掻き流す。茎は、生ぶ、先が栗尻浅く、鑢目は勝手下りで、目釘孔が1個ある。銘は「越中守藤原高平(花押)元和七年十二月 日」とある。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/kougeihin/k-10.html#k-10-3
出典(提供元)石川県(有形文化財等)
出典データの更新日2025-11-26
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