石川県金沢市
絹本著色親鸞聖人絵伝 附 宝徳元年裏書
基本情報
| 文化財の分類(出典の記載) | 県指定有形文化財 |
|---|---|
| 種類(出典の記載) | 美術工芸品 |
| 指定日(出典の記載) | 1999/11/26 |
| 所在地 | 石川県金沢市出羽町 2ー1 石川県立美術館 |
| 概要・説明(出典の記載) | 親鸞聖人(1173~1262)の伝記は、本願寺第3代覚如上人により、永仁3年(1295)10月に巻子本がつくられ、法眼浄賀に絵を描かせたのが最初である。その後、覚如は再三内容に校訂を加え、康永2年(1343)には、4巻本の「本願寺聖人伝絵」(東本願寺蔵)が制作された。やがて教化の手段としてより効果をあげるため、絵巻物形式から掛軸形式に変化し、その際、絵巻の詞と絵とが分離し、冊子形式の「御伝鈔」と掛軸形式の「御絵伝」が制作されるようになった。専稱寺の「親鸞聖人絵伝」は、康永本系の絵伝4幅で、第1幅目は、「出家学道」「吉水入室」「六角堂夢想」「蓮位夢想」、第2幅目は、「選択集付属」「信行両座」「信心淨論」「入西鑑察」、第3幅目は、「師資(法然親鸞)遷謫」「稲田興法」「弁円済度」、第4幅目は、「箱根権現霊告」「熊野権現霊告」「洛陽遷化」「廟堂造立」の、全15段20図29場面が描かれている。建物の構図や人物の表現、樹木や草花、山や岩・流水の描法など、土佐派の優れた画人の手になる流麗な筆致を見せるとともに、室内の調度の形式、襖や杉戸などに描かれた画中画等も特筆される。なお、絵伝を納めた箱には「御繪伝 四幅 土佐光信画」「川嵜専稱寺」と筆者の伝承が書かれている。また、この絵伝は、本願寺7代存如上人御筆裏書から、宝徳元年(1449)11月28日、存如より、専稱寺の真光に下附されたことがわかる。一般に4幅絵伝は、真宗教団の発展にあわせ、蓮如上人の活躍以後、多く下附されるようになるが、この絵伝は、蓮如以前の貴重な資料といえる。専稱寺の「親鸞聖人絵伝」は、土佐派の絵画を知る上で、美術史上貴重な作品であるとともに、蓮如以前の北陸の真宗教団史を知る上での貴重な歴史資料でもある。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/kaiga/k-25.html#k-25-1 |
| 出典(提供元) | 石川県(有形文化財等) |
| 出典データの更新日 | 2025-11-26 |
| 地図 | 地図で位置を確認する(外部サービスへ移動します) |
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。