石川県金沢市

黒韋肩紅白糸威腹巻 古制背板付 長家伝来

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定有形文化財
種類(出典の記載)美術工芸品
指定日(出典の記載)2005/3/25
所在地石川県金沢市出羽町3の1 石川県立歴史博物館
概要・説明(出典の記載)本品は、加賀藩年寄役であった長家(八家の1つ)に伝来し、昭和26年以降、行方不明となっていた腹巻である。腹巻とは甲冑の1形式で、本品は、室町時代前期独特の整った古様を保ち、いわゆる「都仕立て」で保存状態も良好であり、当初の姿を伝える貴重なものである。背板は特色のあるもので、後年の臆病板と称する背面防御の背板と異なり、腹巻に大袖を使用するために必要な、総角の大座鐶を取り付けた装具である。立拳前後2段白糸威、長側4段のうち1段紅糸威、他は黒韋で鉄革1枚交。草摺5段7間。肩上、胸板、押付板、脇板は藻獅子韋に紅五星韋を伏組にして、小縁として包む。背板は2段。1段目上部に菊唐草透かし彫の四角大座に、奈良菊頭の鐶を打つ。本品は、長家伝来というのみならず、本県に現存する最古の色々威腹巻(県指定有形文化財(歴史資料)「本多政重・正長関係資料 附 火事装束」(藩老本多蔵品館所蔵)・室町時代後期)の年代を、さらに遡る室町時代前期の優品である。また、中世能登の有力武士であった長谷部氏の後裔である長家に伝来した唯一の腹巻であるとともに、古制背板を具えた類例をみない、極めて希少な甲冑資料である。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/kougeihin/k-20.html#k-20-2
出典(提供元)石川県(有形文化財等)
出典データの更新日2025-11-26
地図地図で位置を確認する(外部サービスへ移動します)

このサイトは石川県と県内市町が公表した文化財一覧の事実項目を整理したものです。見学できるか、公開されているか、立ち入れるかは出典で確認できないため断定していません。個人や団体が所有・管理する文化財もあるため、訪れる前に所在する市町の案内でご確認ください。所有者・管理者の氏名は掲載していません。

金沢市の他の文化財

石川県金沢市の一覧(240件)を見る

出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。