石川県金沢市

金沢十九枚御絵図及び関係資料

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定有形文化財
種類(出典の記載)美術工芸品
指定日(出典の記載)2017/1/24
所在地石川県金沢市本多町 3の2の15 石川県立図書館
概要・説明(出典の記載)加賀藩12代藩主前田斉広は、文政5年(1822)に金沢城下町図の作成を遠藤高璟、有沢貞庸等に下命し、「金沢十九枚御絵図」のほか「金沢十九枚御絵図総略」「金沢御絵図御用方覚書」「金沢御絵図仕立方術書」「金沢測量図籍并草図目録」「金沢測量図籍」「金沢草図」等膨大な資料を作成させ、遠藤らは文政11年(1828)、文政13年(1830)、天保6年(1836)と3度の提出と修正を繰り返しこれを完成させた。「金沢十九枚御絵図」は後世の火災により9枚が焼失したが、10枚現存しており、地図作成にあたっての作成動機、作成技術、測量記録、作図工程などを克明に記録した資料も残っていることから、当時の測量技術を知るうえで貴重な資料である。 江戸時代初期から各地で多くの城下町絵図が書かれ、都市支配や都市計画の基礎資料として活用されていたが、「金沢十九枚御絵図」は、当初の目的である城下町住民の敷地区分の記載には至っていない。しかし、江戸時代後期の城下町絵図としては国内最高水準の技術を用いており、道筋測量において最新の測量機器を駆使し、遠藤以下の熟練した測量スタッフが極めて高い測量技術を発揮している。厳密な科学的手法により正確な地図表現に徹したという点で、従来の絵図的な城下町図とは一線を画するものであると言える。 さらに、城下町の町割の骨格である道筋や河川・水路などを測量し、これを座標軸で分節された平面上に写影するという、近代的な地図作成の原理が適用された点で、加賀藩における科学的合理思想のレベルを示す資料として価値が高い。遠藤の地図作成・写法に関する考え方は、日本の科学思想史にとっても重要であることから、有形文化財として指定し、その保存を図る必要がある。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/rekishishiryou/k-19.html
出典(提供元)石川県(有形文化財等)
出典データの更新日2025-11-26
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。