石川県金沢市
成巽閣 附棟札1枚
基本情報
| 文化財の分類(出典の記載) | 重要文化財 |
|---|---|
| 種類(出典の記載) | 建造物 |
| 指定日(出典の記載) | 1950/8/29 |
| 所在地 | 石川県金沢市兼六町 1ー2 成巽閣 |
| 概要・説明(出典の記載) | 文久3年(1863)に、加賀藩13代藩主前田斉泰が、生母真竜院の隠居所として、兼六園の南隅に建てたものである。金沢城の巽(南東)に位置するところから、はじめ「巽新殿」と称したが、明治になって、「成巽閣」と改称した。この建物は、大名書院のように堅苦しくなく、女性の隠居所として、どこか柔らかい雰囲気がある。謁見の間は、上段18畳と次の間18畳からなり、床・違棚・出書院・帳台構を備え、両室の境は武田友月の極彩色花鳥の欄間が入れてある。謁見の間と広間の西側は、1間半の入側で、その突きあたりに清香軒が続く。入側の外側に、1間幅の広縁を設けているが、9間半の長さ一杯に縁桁を通し、柱を1本も入れずに深い軒を拮梁で支えているのは見事である。2階には群青の間・網代の間などがあり、総体として、2階は数奇屋風になりながら、華麗な色彩にあふれた江戸時代末期の大胆な意匠で、しかもすこぶる洗練されている。清香軒は、8畳間の書院と3畳台目の茶室、4畳の水屋からなり、謁見の間の裏側にあって、飛鶴庭に面している。書院は、意匠もひかえめな数奇屋風の書院。茶室の外側に、鍵の手に1間幅の土縁がある。飛鶴庭に辰巳用水から引き込んだ曲水を北側の角で土縁に導き入れている。冬の茶事に、雨戸を建て込んだ土縁の中に曲水が流れる趣向である。冬期以外は、雨戸をはずし、広い土縁が深い庇をかけて、庭と一体となって融け合う。茶室の客席天井は、平天井で、細かい赤松の皮付と竹を交互に配した棹天井とし、板は杉板羽重、回り縁には杉磨丸太を用いている。床は原叟床の形式で、床柱は角竹、入隅の楊子柱、大きな墨蹟窓が端正な床構えを見せている。貴人口は、腰無しの障子を入れて欄間をとり、躙口は、通常のものと異なり1間の引き違いにしている。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/kenzoubutu/8.html#seison |
| 出典(提供元) | 石川県(有形文化財等) |
| 出典データの更新日 | 2025-11-26 |
| 地図 | 地図で位置を確認する(外部サービスへ移動します) |
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。