石川県金沢市

夕顔亭

基本情報

文化財の分類(出典の記載)県指定有形文化財
種類(出典の記載)建造物
指定日(出典の記載)1989/10/23
所在地石川県金沢市兼六町 1-1 兼六園
概要・説明(出典の記載)特別名勝「兼六園」の蓮池庭に所在する夕顔亭は、11代加賀藩主前田治脩が安永3年(1774)に建造した数寄屋である。初め、「瀧見の御亭」、「中島の茶屋」などと呼ばれていたが、本席控之間の床の袖壁に夕顔(瓢唐草)の透しがあることから「瓢庵」、「瓢々庵」ともよばれ、さらに転じて「夕顔亭」とよばれ、現在に至っている。この建物は、茶室と控之間と水屋と給仕の間(勝手)の4部屋からなる数寄屋で、小さい宝形茅葺の屋根を二つ入り違いに並べ、正面から西側にかけて柿葺の下屋をもつ美しい建物である。茶室は、南面し、3畳台目、下座床に相伴畳が付くという古田織部好みの茶室で、京都の藪内家にある燕庵(重要文化財)と同系統の茶室であるが、床の間の前に幅8寸1分の板を入れ、席を広くしていることや、縁をめぐらし壁が少ないなど燕庵に比べて著しく開放的である。燕庵が主客とともに茶に浸るという茶室本来の姿をもつのに対して、夕顔亭は瀧見の茶屋として工夫されたものとなっており、大名庭園にふさわしい茶室といえよう。兼六園発祥の地である蓮池庭には、かつては4つの御亭(数寄屋)が置かれたとされているが、現存するのは夕顔亭のみである。この建物は一時期、民間の管理下におかれ料亭の一部に使用されるなど旧態が損われていたが、県が直接管理することとなり、昭和44・45年に大がかりな半解体修理が行われた。改修にあたっては、名勝地域内に存する建物であることより、文化庁の指導を受け、文化財としての価値を損うことがないよう、万全の注意がはらわれ、確実な資料に基づき当初の姿に復元されている。 / https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/kenzoubutu/k-15.html#k-15-1
出典(提供元)石川県(有形文化財等)
出典データの更新日2025-11-26
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。