石川県白山市

大般若経 巻第二百四十九 和銅五年十一月十五日 長屋王願経

基本情報

文化財の分類(出典の記載)重要文化財
種類(出典の記載)美術工芸品
指定日(出典の記載)1950/8/29
所在地石川県白山市東一番町12
概要・説明(出典の記載)この経典は、奈良時代前期に書写した大般若波羅蜜多経600巻のなかの1巻である。 / 文武天皇(683~707)の追善のため、天皇の従弟にあたる長屋王(684~729)が、その旧居の北宮に経生を集めて発願書写した大般若波羅蜜多経600巻のなかの1巻。各巻末に和銅5年(712)の願文があることから、世に「和銅経」と称され、年紀を有するわが国最古の大般若経の遺品として、かつ奈良時代前期の代表的写経として名高い。長屋王は、天武天皇第1皇子高市皇子の第1子で、書写当時は式部卿であった。のちに左大臣となり、政権首班の座を占めたが、神亀6年(729)に光明立后問題をめぐる藤原氏の陰謀の犠牲となって自尽した。この経は、全部で220巻が現存しており、まとまった遺巻に滋賀県土山町の太平寺・見性庵・常明寺所蔵本があるが、本帖は、その零本で、もと巻子本であったのを折本に改装している。明治5年(1872)本誓寺住職松本白華所蔵の本帖を見たとの記録があり、それ以前に本誓寺に入ったことが知られる。
出典(提供元)白山市
出典データの更新日2026-01-20
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