石川県小松市

八日市地方遺跡出土弥生時代遺物一括

基本情報

文化財の分類(出典の記載)小松市指定文化財
種類(出典の記載)考古資料
指定日(出典の記載)2003/11/3
所在地石川県小松市原町ト77-8小松市埋蔵文化財センター 小松市埋蔵文化財センター
概要・説明(出典の記載)八日市地方遺跡は、小松市日の出町・八日市町地方・こまつの杜地内(現在のJR小松駅東側一帯の約15ヘクタール)に所在し、昭和5年(1930)に2個の磨製石斧の出土により発見された、北陸地方を代表する弥生時代中期の大規模な集落遺跡である。集落は、標高約1.5メートルの沖積平野に立地し、掘立柱建物、平地式建物、方形周溝墓、多重の環濠などが展開することがわかっている。 小松市教育委員会によって、平成5年度(1993)~平成12年度(2000)には小松駅東土地区画整理事業に伴う調査(調査面積32,556平方メートル)が、平成18年度(2006)には共同住宅建設に係る調査(調査面積1,300平方メートル)が実施された。以後も開発行為等に伴いその都度調査が行われている。 近年では北陸新幹線延伸に伴い、(公財)石川県埋蔵文化財センターが発掘調査を実施し、新たな発見が相次いだ。 出土品は、土器・土製品(コンテナバット約4,300箱分)、木器・木製品(約35,000点)、石器・石製品(コンテナバット約300箱分)、銅鏃、骨製品で構成されている。 土器では、在地の小松式土器に加えて、東海地方の大地式土器・貝田町式土器、信州地方の栗林式土器、さらには近江や瀬戸内地方などからの搬入品ないし模倣品が含まれており、広範な地域間交流をよく示している。 生産関連で特筆されるのは、ヒスイ製勾玉と碧玉製管玉に関連する資料。とりわけ、碧玉製管玉の製作に関しては、石鋸や石針といった製作道具も出土しており、管玉生産の実態を復元するうえで重要。また、木製の鍬・鋤・容器類についても製作工程を如実に示す良好な資料を含む。 鳥形・魚形・武器形など木製祭祀具が豊富に出土しているとともに、銅鐸形土製品及び小型模造土器なども認められ、多様な形態の祭祀具を用いていた様子が窺える。方形周溝墓からは祭祀用の土器や碧玉製管玉が出土している。 これら出土品のうち1,020点が、平成23年6月27日に重要文化財に指定された。
出典(提供元)小松市
出典データの更新日2025-11-27
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。