石川県小松市

木造聖観音菩薩坐像

基本情報

文化財の分類(出典の記載)小松市指定文化財
種類(出典の記載)彫刻
指定日(出典の記載)2023/6/1
所在地石川県小松市粟津温泉ワ87-1大王寺 大王寺
概要・説明(出典の記載)大王寺は寺伝により泰澄の開山と伝えられる。本像は当寺の本尊の聖観音菩薩像で、現在は秘仏とされている。右手は胸前で第一・第二指を稔じ、左手に持つ未敷蓮華を開こうとする姿で、密教の観音菩薩の姿である。 作風として、胴に対して幅広で厚い脚部が特徴である。この特徴は十世紀以前の作例に認められるもので古様であるが、細めの胴部や衣文線の彫口などから、より新しい時期の制作が考えられる。地髪の毛筋彫りに着目すると、十世紀ではまばら彫りが多いのに対して、十二世紀後半になると毛筋彫りとする作例が増加してくるとみられることなどから、平安時代後期の、十二世紀ごろの制作と考えられる。よって脚部の古様さは、本像が造られる前に祀られていた古像の影響を残すものとみることもできる。 本像には、温泉地を見守る観音像としての文化的な意義もあり、現状の保存状態に鑑み、今後のさらなる保存が望まれる。
出典(提供元)小松市
出典データの更新日2025-11-27
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出典: いしかわオープンデータカタログ 文化財一覧(石川県の県内全域の一覧・金沢市を除く県内18市町の一覧)(2026年8月13日出力・2026年10月31日取得)を加工して作成。ライセンス: いしかわオープンデータカタログ利用規約(CC BY 4.0 と互換)。記載内容に誤りや変更がある場合はお問い合わせください。